品種詳細

はえいぶき

はえいぶき

エンバク「はえいぶき」は九州、瀬戸内海地域等の温暖地での夏播き栽培に適する極早生品種です。秋の出穂が「アキワセ」よりも3日程度早く年内収穫に適しています。収量は10%程度「アキワセ」に優り、乾物率も高い品種です。

主要特性

はえいぶき

  • 夏播きで出穂は「アキワセ」よりも3日、「ハヤテ」よりも10日早い極早生品種で年内収穫に適しています。

  • 夏播きでの乾物収量は「アキワセ」比 113で、特に秋の気象条件が不安定で 「アキワセ」が低収の場合にも減収程度が小さい安定・多収品種です。

  • 夏播きでの収穫時の乾物率は「アキワセ」よりも3%程度高くなります。

  • 冠さび病抵抗性は「アキワセ」と同程度の「弱」なので、栽培には注意が必要です。

  • 高温期の播種(8月中)では低収になる場合があります。適期播種を励行して下さい。

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間

(1996年5月 9日)
7891
(2000年3月30日)
20年
(満了日:2020年3月30日)
交配組み合わせ 旧系統名
Guelatao/ハヤテ 九州2号