品種詳細
Ho68
サイレージ用トウモロコシの親自殖系統「Ho68」(エイチオーロクジュウハチ)は、"中生の晩"のデント種で、耐倒伏性、すす紋病抵抗性および採種性に優れ、組合せ能力が高く、一代雑種品種の親系統として利用できる。
主要特性
- 早晩性は北海道では"中生の晩"に属する。
- 初期生育は"良"、稈長は長く、着雌穂高はやや高い。稈径は平均的である。雌穂は先端円錐型で粒列数は平均13.0列、子実は橙色でやや丸形である。
- すす紋病抵抗性は"やや強"、ごま葉枯病抵抗性は"弱"、黒穂病抵抗性は"やや弱"で、耐倒伏性は"強"である。
- 採種性は、実収量で53.6kg/aと極めて高い。花粉飛散程度は"良"である。
- 組合せ能力は高い。本系統を片親とする単交雑F1系統「きたちから(北交64号)」は、普及品種と比較して、耐倒伏性に優れ、多収である。
育成の経過
「DK403」を母材とし、病害抵抗性、耐倒伏性、雌穂特性などについての選抜と自殖により育成した自殖系統である。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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18650 (2005年8月11日) |
2006年3月 7日 | 15124 (2007年3月15日) |
25年 (満了日:2032年3月15日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
Ho68 |