品種詳細
Ho40
「Ho40」(エイチオーヨンジュウ)は、北海道では晩生に属するデント種で、フリント種との組合せ能力が高く、耐倒伏性および採種性に優れた自殖系統である。サイレージ用トウモロコシのF1品種の親系統として利用できる。
主要特性
- 市販品種「P3790」を母材とし、各種病害抵抗性、耐倒伏性、採種性などについて選抜と自殖を繰り返し、育成したデント種の自殖系統である。
- 絹糸抽出期は、「Oh43Ht」、「A679」と同程度で、北海道では"晩生"に属する。
- 耐倒伏性は"強"である。
- すす紋病抵抗性は"やや強"、ごま葉枯病抵抗性は"弱"である。
- 草型はセミアップライトで、稈長は"やや長"、着雌穂高は"やや高"、稈径は"中"である。分げつは発生しない。雌穂は"円筒形"、粒列数は15.4列で"中"である。粒は"黄色"で"長方形"である。
- 「Ho40」とフリント種自殖系統「To90」および「Ho49」との間の単交配一代雑種系統「月交577」および「月交579」の乾物収量、TDN収量は市販の北海道優良品種より勝っており、組合せ能力が優れる。
- 放任授粉下での乾子実重は、52.7kg/aと高い。花粉飛散程度は"良"である。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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10736 (1998年3月30日) |
1999年3月18日 | 9790 (2002年3月 1日) |
20年 (満了日:2022年3月 1日) |
交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
Ho40 |