品種詳細

黒招福

黒大豆品種「黒招福」は、「クロダマル」よりも2週間程度早生で、1割以上多収であり、耐倒伏性が強く機械収穫適性に優れています。粒大は「クロダマル」よりも小さいものの「フクユタカ」よりも大きく、外観品質が良好です。

主要特性

1.「黒招福」は、2002年に、大粒の黒大豆「Col愛媛1983宇都宮31」を母、豆腐用品種である「タチナガハ」を父として行った人工交配から育成された品種です。

2.育成地における調査で、成熟期は「クロダマル」よりも2週間程度早く、「フクユタカ」とほぼ同熟期です。

3.収量は「クロダマル」よりも1割以上多収で、耐倒伏性が強く機械収穫適性に優れます。

4.外観品質が良好で、煮豆加工に適しています。

黒招福(子実)
「黒招福」の子実外観(左:クロダマル 中央:黒招福 右:フクユタカ)

「黒招福」の草本
「黒招福」の草本(左:クロダマル 中央:黒招福 右:フクユタカ)

出願番号
(出願日)
公表日 登録番号
(登録日)
育成者権の存続期間
33842
(2019年4月 8日)
2019年8月30日 29604
(2023年4月 6日)
25年
(満了日:2048年4月 6日)
交配組み合わせ 旧系統名
Col愛媛1983宇都宮31/「タチナガハ」 九州169号