品種詳細
リュウオウワセ
「リュウオウワセ」は早生のソルゴー型ソルガムで紫斑点病抵抗性遺伝子を持ち、糖含量が高い。初期生育が旺盛で早生のため、暖地・温暖地において年2回刈り収穫で栽培できる。
主要特性
- 「リュウオウワセ」の1番草は、早生品種「GS401」と同じ"早生"に属する。高糖性品種「KCS105」より約2週間早く出穂する。熊本では8月中旬までに1番草を収穫することで、2番草も出穂して晩秋に乳熟期に達する。
- 1番草の平均乾物収量は「GS401」対比142%、2番草の平均乾物収量は「GS401」対比125%、年間の平均乾物収量は「GS401」対比134%である。
- 1番草の乾物率は「GS401」より高く、同番草のBrixは「GS401」より高く、高糖性品種「KCS105」並である。2番草の乾物率およびBrixは出穂後3~4週間経過しているために「GS401」および「KCS105」より高い。
- 初期生育は「GS401」より優れ、播種後30日後の草丈も「GS401」より高い。紫斑点病抵抗性は"強"で、大きな病斑は認められない。
- .1番草および2番草の茎葉の推定TDN含量は「GS401」および「KCS105」並であり、「リュウオウワセ」の2番草の飼料成分値は1番草とほぼ同じである。
- 稈長は「GS401」より高く、「KCS105」より低い。
出願番号 (出願日) |
公表日 | 登録番号 (登録日) |
育成者権の存続期間 |
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34138 (2019年8月29日) |
2020年2月 3日 |
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交配組み合わせ | 旧系統名 | ||
ICSA264/JNK-1 |