- 平成28年熊本地震では、傾斜地カンキツ園などで法面の崩れなどの被害が発生しました。マルチ栽培では周辺の土壌侵食を抑制するため排水対策を適切に行う必要があります。
- 一例として、ハウス用の小径パイプで組み立てた枠組みなどを設置して、マルチシートの一部を持ち上げて溝(排水路)を形成し、水を等高線方201608_0101.png向へ導く方法があり、簡易に設置できます。
- さらに、土壌硬化剤や市販のプラスチック水路を利用して、傾斜方向の排水を専門技術がなくても容易に行えます。
- 配置設計用として設計支援ソフトウェアも用意しています。
参考文献
1)マニュアル「マルチ栽培園における小規模排水路設置技術」
表示ページ印刷 |
印刷用PDF ![]() |