平成28年熊本地震農業被害からの復旧・復興のための参考技術情報

晩播・夏播きにも適する飼料用トウモロコシ 「スノーデントおとは」

  • 平成28年熊本地震により、一部の被災農地では播種の遅れが想定されます。本資料にて紹介する「スノーデントおとは」は、播種が遅れた農地における代替作物として、有用な飼料用トウモロコシの特性を備えています。
  • 「スノーデントおとは」は春播き(4~5月播種8月収穫)のほか、晩播(6月播種9月収穫)、夏播き(7月下旬播種11月収穫)が可能です。
  • 「スノーデントおとは」はワラビー萎縮症が発生する心配がない7月下旬まで播種して栽培することができて多収です。
  • 「スノーデントおとは」は倒れたり折れたりしにくく、南方さび病にも強いため、飼料としての栄養価が低下しません。

図1 参考文献
1)村木(2015)九州の多様な栽培に適したサイレージ用トウモロコシ新品種:「九州沖縄で展開が期待される畜産業の新技術と開発方向」

表示ページ印刷
印刷用PDF [PDF:333KB]