- 平成28年熊本地震により、多数の農業施設で被害が生じました。本資料では、米麦共同乾燥施設が被災し、飼料用米の乾燥調製ができない場合、飼料用米をサイレージ調製することで最長1年間貯蔵できる技術を紹介します。
- 図のように、破砕、乳酸菌添加、加水(目標水分含量30%)の3処理を組み合わせることで、長期間、安定した良質なサイレージに調製可能です。
- 破砕処理には飼料用米専用破砕機の他に、ライスセンター等にある籾殻処理装置(プレスパンダー)を利用することが出来ます。
- ポリエチレン製の内袋を入れたフレコンバッグを用いることで、フォークリフトや天井クレーンで取り扱いでき、トラックを用いた地域内流通が可能となります。
参考文献
1)浦川ら(2015)既存の穀物用施設を活用した籾米サイレージ調製技術マニュアル
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