なろりん、被災地の復興を願う!の巻
お天気: くもり
こんにちは なろりんです♪
気の向くままに全国にある農研機構の研究所を巡って紹介しています。
30回目のなろりんリポート、略して「なろリポ」です。
今回訪れたのは、東北農業研究センター福島研究拠点の農業放射線研究センターです。
なろりん、到着!
こちらでは東日本大震災による東京電力福島第一原子力発電所事故対応のための研究をしているんだって。
被災地での農地の除染技術や営農再開をめざして作物が放射性物質を吸収しないようにする技術を開発しているよ。
さっそく放射性物質を分析するために作られた実験棟を案内してもらったよ。
セキュリティーが厳しいけど、今回は特別に入れてもらったんだ。
いざ潜入!
建物の中には、たくさんの装置があったよ!紹介するね。
まずこれは、分析のために農地から取ってきた土を細かくする器械。
なろりんと色合いが似てるね♪
細かくした土は、この吸気口の前で取り扱うよ。
作業する人が吸い込まないようにしているんだって。
なろりんも吸い込まれる~!?
これは放射性物質が植物のどこにあるのかを測る装置。
イメージングプレートというフィルムみたいな板と植物を鉛版で挟んでおいておくと、放射性物質がある部分だけが反応する仕組みだって。
すごい機械がたくさん!
これはゲルマニウム半導体検出器といって、放射性物質の濃度を測定する装置。
関係者以外は中に入れないから、なろりんは外から見学。
5台もあるけど、フル稼働していたよ。
がんばれ!
それから、なにやらロボットみたいな巨大マシンを発見!
かっこいいから一緒にとってみた!
これはねんど鉱物を解析する装置!
なんでも放射性物質は土の中でこのねんど鉱物にくっついているんだって。だから、ねんど鉱物を解析すると放射性物質の動態がわかるって説明されたけど...むっむずかしい!
最後に案内してくださったセンター長と。
ありがとうございました♪
福島の被災地の農業復興に向けて日々尽力しているとのことで、頭が下がります。
なろりんも、早期復興を願っています。
次はどこの研究所へいこうかな。
●「東北農業研究センター」の詳細は、ホームページを見てね。