北海道における乾田直播栽培は令和3年度に1,750haに達し、着実な面積拡大が図られています。また、5年に一度の水張りが水田活用の直接支払い交付金等の交付対象水田の要件となったことによって、さらなる面積拡大が見込まれています。さらに、生産現場では高齢生産者の増加にともなう担い手への農地の集積が進んでおり、基盤整備事業の進行による水田区画の大型化(1区画が2~5ha)とターン農道及び地下潅漑施設の整備と相まって、大規模水田作での省力化のために乾田直播栽培技術への期待が高まっています。
そこで、乾田直播栽培を実践している生産者の水田圃場で現地検討会を開催し、新たに乾田直播の導入を検討している生産者及び導入直後の生産者を主な対象としてその普及を加速します。
開催日時
令和5年(2023年)8月22日(火曜日) 13時30分~14時30分 (受付開始時刻 : 13時00分)
開催場所
加藤 禎行 氏 圃場 (美唄市水稲直播研究会 会長 : 美唄市)
【雨天の場合】美唄市小麦集出荷調整施設(美唄市峰延町峰樺3区)
主催
農研機構 北海道農業研究センター
共催
峰延農業協同組合、美唄市農業協同組合
対象
乾田直播技術に関心のある生産者 (特に、導入を検討している、あるいは導入直後の生産者)、JA関係者、普及機関関係者、農業試験研究関係者、農林水産省職員、その他開催責任者が必要と認めた者
定員
80名(空知・上川地区の方を優先いたします。)
申込方法
別紙出席申込書にてメールもしくはFAXでお申し込みください。
内容
- 開会
- 生産者紹介(美唄市水稲直播研究会 会長 加藤 禎行 氏)
- 乾田直播水稲の生育状況および水田作における乾田直播の考え方(JAびばい 営農部 営農推進課)
- 直播向け良食味品種「さんさんまる」の紹介(農研機構北海道農業研究センター)
- 空知地域の乾田直播に関する最近のトピックス(空知農業改良普及センター)
- 美唄市水稲直播研究会における乾田直播技術向上への取り組み(JAびばい 営農部 営農推進課)
- 質疑応答
- 閉会
連絡先 (事務局)
農研機構北海道農業研究センター 研究推進部 事業化推進室 | 久保田 哲史
TEL : 011-857-9467
FAX : 011-859-2178
電子メール : nkhokkaido(at)ml.affrc.go.jp
※メール送信の際は(at)を@に置き換えてください。
その他
- 当日は車で現地までお越しください (バスはご用意しません)。
- 駐車用地は生産者圃場の農道のため、できるだけ同一所属の方車の乗り合わせをお願いします。
- 新型コロナウイルスの状況、若しくは現地の状況によっては検討会を中止する場合があります。