趣 旨
水田農業を中心とする東北地域の農業が今後も維持・発展していくためには、水稲の省力・低コスト栽培技術や子実トウモロコシ栽培など、大規模な経営体に適合する省力的な輪作作物の導入・拡大が喫緊の課題です。さらに「みどりの食料システム戦略」では、将来を見据えた持続的な農業生産基盤の構築が掲げられています。
これらの動向等を踏まえ、本フォーラムでは、農研機構が開発した省力・低コスト化を実現する水稲乾田直播栽培技術の内容を確認・共有するとともに、東北地域の水稲乾田直播及び子実トウモロコシ栽培の取組事例の検討と、普及拡大の取組方策等に関して生産者や農業関係者間の意見交換を行います。
開催日時 (終了しました)
2024年2月29日 (木曜日) 10時30分～16時00分
開催場所
いわて県民情報交流センター(アイーナ) 8階 会議室804及び803
(岩手県盛岡市盛岡駅西通1丁目7-1) 定員200名
オンライン配信はございません
共 催
農研機構東北農業研究センター、水稲直播および子実トウモロコシ普及促進会、東北地域農林水産・食品ハイテク研究会、「知」の集積と活用の場「東北農業のイノベーション技術創造」研究開発プラットフォーム
内 容
10:30～10:40 開会、挨拶：会場 会議室804
生産者、農業関係団体、行政機関、普及指導機関、試験研究機関、民間企業、農研機構、その他主催者が必要と認める者
農研機構東北農業研究センター 所長 川口 健太郎
岩手県農林水産部農業普及技術課 総括課長 竹澤 利和
10:40～11:20 基調講演
演 題 「農研機構方式(プラウ耕鎮圧体系)水稲乾田直播栽培の概要・課題・展望について」
農研機構東北農業研究センター 研究推進部 技術適用研究チーム長
古畑 昌巳
11:20～14:20 事例報告
座長： 農研機構東北農業研究センター 水田輪作研究領域長迫田 登稔
(1)水稲乾田直播
① 秋田県北秋田市
ホクヨウ農産株式会社 代表取締役藤嶋 健一
② 岩手県北上市
株式会社西部開発農産 生産部長清水 一孝
(昼食・休憩 12:10～13:30)
(2)子実トウモロコシ
① 宮城県名取市
農事組合法人U.M.A.S.I. 代表理事大友 寛志
宮城県亘理農業改良普及センター 先進技術班大内 信博
② 宮城県涌谷町
株式会社おいかわ 代表取締役及川 達也
涌谷町農林振興課(涌谷地域農業再生協議会)藤崎 幸治
(休憩 14:20～14:30)
14:30～16:00 パネルディスカッション(分科会方式)
(1)「水稲乾田直播」分科会: 会場 会議室803
テーマ：「乾田直播栽培における雑草防除と高位安定生産について」
進 行： 農研機構東北農業研究センター 研究推進部 事業化推進室
農業技術コミュニケーター高橋 渉
アドバイザー：
農研機構東北農業研究センター 研究推進部 技術適用研究チーム長
古畑 昌巳
パネリスト：
ホクヨウ農産株式会社 代表取締役藤嶋 健一
株式会社西部開発農産 生産部長清水 一孝
農事組合法人たてファーム・和 総務部長高橋 弘
(2)「子実トウモロコシ」分科会: 会場 会議室804
テーマ：「生産-貯蔵-流通体系の相互連携に基づく普及推進策について」
進 行： 農研機構東北農業研究センター 研究推進部 事業化推進室
農業技術コミュニケーター新宮 博行
アドバイザー：
農研機構東北農業研究センター 水田輪作研究領域 上級研究員
嶝野 英子
農研機構東北農業研究センター 水田輪作研究領域 主任研究員
篠遠 善哉
パネリスト：
農事組合法人U.M.A.S.I. 代表理事大友 寛志
涌谷町農林振興課(涌谷地域農業再生協議会)産業園芸班 班長
藤崎 幸治
JA全農 米穀部 次長小里 司
JA古川 営農部営農企画課 課長佐藤 貴寿
山形県村山総合支庁産業経済部農業振興課秋葉 浩一
16:00 閉 会
参集範囲
申込方法・お問い合わせ
・申込締切: 2024年2月16日(金曜日) 定員200名(定員になり次第締め切りとさせていただきます。)
(事務局)
<お申し込みフォーム>https://prd.form.naro.go.jp/form/pub/naro01/forum2024
農研機構東北農業研究センター 研究推進部事業化推進室
電話:019-643-3498または3410FAX:019-641-7794
E-mail: ks-forum2024@@ml.affrc.go.jp (メール送信の際は@を一つ削除してください。)
そ の 他
【注意事項】
・参加は無料です。
・体調不良(発熱や咳、咽頭痛や倦怠感、嗅覚・味覚障害等)の場合には参加をお控えください。
・報道機関等が来場者のスナップ写真を撮影し、新聞等で公表する場合がございますのでご了承ください。
