※1月29日(月曜日)で定員に達しましたので、申し込みを締め切りました。
1.趣旨
近年の「第4次焼き芋ブーム」など、国内外で日本産の青果用さつまいも(かんしょ)が求められています。一方で、生産者の高齢化や病害虫の影響等により、その生産量は減少傾向にあります。 本フォーラムでは、青果用さつまいもの生産性の向上や需要拡大に向けて、農研機構が近年育成した新品種である、収穫直後から甘い「あまはづき」、冷涼地でも収量がとれる「ゆきこまち」、新緑の頃までホクホクおいしい「ひめあずま」、紫色で食味に優れる「ふくむらさき」、サツマイモ基腐病抵抗性「べにひなた」、菓子用として色調と風味に優れる「みやあかり」を中心に、これまでに育成した品種である「べにはるか」や「ベニアズマ」も含めて、各品種の特性を広く紹介します。さらに産地における新たな技術開発および実需者における品種利用等に関する現状と課題を、県の試験研究機関や民間企業とともに共有し、青果用さつまいもの今後の生産拡大、安定生産、実需者ニーズへの適応等に関する意見交換を行います。
2.開催日時
2024年2月14日(水曜日)13時00分~17時00分 (受付開始 12時00分)
3.開催場所
つくば国際会議場 中ホール ( 茨城県つくば市竹園2-20-3 )交通アクセスはこちら
4.主催
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 中日本農業研究センター・九州沖縄農業研究センター
5.後援
一般財団法人 いも類振興会
6. 参加申込(参加費無料、定員300名)
※1月29日(月曜日)で定員に達しましたので、申し込みを締め切りました。
7.開催内容
1) 開会挨拶13時00分
農林水産省農産局地域作物課 砂糖類調整官 伊藤 博行 農研機構中日本農業研究センター 所長 鈴木 孝子
2) 講 演 13時10分~16時35分
セッション1
(1)さつまいも育成品種の特徴とその利用農研機構中日本農業研究センター 田口 和憲 (2)青果用新品種の特性(その1)「あまはづき」、「ゆきこまち」、「ひめあずま」農研機構中日本農業研究センター 西中 未央 (3)青果用新品種の特性(その2)「ふくむらさき」、「べにひなた」、「みやあかり」農研機構九州沖縄農業研究センター 末松 恵祐
セッション2
(4)茨城県における品種選定の現状と課題茨城県農業総合センター農業研究所 川村 武 (5)千葉県における作期拡大及び新品種活用の取り組み千葉県農林総合研究センター 武田 雄介 (6)センチュウ害対策、有機栽培技術の開発状況茨城県農業総合センター農業研究所 八塚 拓
セッション3
(7)カルビーかいつかにおける品種利用の現状と課題カルビーかいつかスイートポテト株式会社 渡邊 健 (8)白ハト食品工業における品種利用の現状と課題白ハト食品工業株式会社 永尾 俊一 (9)舟和本店における甘藷利用の現状課題と、今後の新品種への期待株式会社舟和本店 小林 寛子
3) 意見交換16時35分~16時55分
4) 閉会挨拶16時55分~17時00分
農研機構九州沖縄農業研究センター 所長 原田 久富美
8.お問い合わせ
農研機構中日本農業研究センター 研究推進部 事業化推進室
電話:029-838-6738
E-mail:kansho-forum2024(at)ml.affrc.go.jp※(at)は@に書き換えてください。