1.趣旨
近年、農業者の高齢化と人手不足が深刻化しており、北陸地域を含む全国で担い手への農地の集積が急速に進みつつある。そのため、農地の効率的な生産管理が課題となっており、その解決方法として、スマート農業技術の活用が期待されている。これまで農研機構は、「スマート農業実証プロジェクト」等各種事業の実証コンソーシアム支援など、スマート農業を普及するための取り組みを進めてきた。水田作では、耕起から収穫まで各種スマート農機があり、実証事業の中でも多くのスマート農業技術が導入され、その効果が実証されている。 今回の勉強会では、過去の水田作実証コンソーシアムの取り組みの経営への効果を総括するとともに、終了課題と実施中課題の実績と取り組みについて情報共有する。そしてこれらを踏まえ、スマート農業技術の普及に向けての今後の課題を意見交換する。
2.主催
農研機構 中日本農業研究センター
3.開催日時
令和7年11月20日(木)13:00~15:45
4.開催場所
公益社団法人富山県農林水産公社 スマート農業普及センター(富山市婦中町東本郷101)
5.開催内容
開会13:00 話題提供13:05~ ・水田作のスマート農業実証事業について概要の振り返り農研機構 ・基調講演:経営改善シナリオに対応したスマート農業技術の導入 株式会社ファーム・マネジメント・サポート 梅本雅氏 ・水田作R1旧コンソーシアムのスマート農業の取り組み 実証事業旧コンソ農事組合法人高野生産組合 山﨑透氏、 同小林昌宏氏、上越市坂田廉太朗氏 ・能登農業復興スマート農業技術研究コンソーシアムの取り組み計画 SOP作成研究R7コンソ石川県農業総合研究センター 植松繁氏 ディスカッション14:30~ 「水田作のスマート農業プロジェクトの振り返りと今後の方向」 (モデレーター農研機構) 登壇者:梅本氏(基調講演者)、山﨑氏・小林氏(高野生産組合)、 植松氏(R7コンソ石川農総セ)、宮崎数馬氏(同 煌輝奥能登株式会社) 施設紹介:スマート農業普及センターについて15:00~ スマート農業普及センター川口祐男氏 閉会15:15 閉会後、事前申込した方は構内の見学会へ。15:15~15:45
6.参集範囲
生産者・農業法人、農業団体、民間企業、行政・普及機関、研究機関、農林水産省、農研機構、その他主催者が認める者
7.定員
50名
8.参加申込
参加申込フォームhttps://forms.office.com/r/hwN5fq9VNC 参加料:無料 申込期限:11月14日(金)定員になり次第締切ります
9.連絡先
農研機構中日本農業研究センター竹内博昭
TEL:025-526-3240、e-mail:sh-carc-smart@naro.go.jp