国際活動

IEEE SA(米・電気電子技術者標準化協会)とワークショップを共催

令和3年11月16日、農研機構は米国のIEEE SAと合同で「標準化によるスマートで持続可能な農業の実現」と題したワークショップを開催しました。

ワークショップは48か国、400名以上から事前の参加登録を頂いたオンライン方式と、東京都内会議場での招待者限定の来場方式とを組み合わせたハイブリッド形式で行いました。

両共催団体の理事長が連携を通じた標準化活動への期待を述べた基調講演に続き、経済産業省からの招待講演者により、日本における標準化に係る活動が紹介されました。後半のテクニカルセッションでは、研究者らによる発表とディスカッションが行われました。

ディスカッションでは、発表内で紹介された標準化活動が、農業の現場でどのように利用され、また営農者にどのような恩恵をもたらすか等について、それぞれの立場から意見が述べられました。議論を通じ、農業および食品産業の領域での研究成果の規格化、標準化の重要性が再確認されました。

上段中央:農研機構 久間和生理事長、上段右:IEEE SA Jim Matthews会長