国際活動

アジア生産性機構事務局長一行が農研機構を訪問

2023年7月4日、アジア生産性機構(APO)の事務局長ら4名が農研機構を訪問しました。食と農の科学館を視察した後、久間理事長を表敬訪問しました。その後、農業環境研究部門の試験水田ほ場で「水田からのメタン(CH4)発生のメカニズムと発生抑制方法」、温室効果ガス(GHG)自動測定施設で「GHGの自動測定システム・方法」、農業環境インベントリー展示館で「1kmメッシュ農業気象データシステム」と「土壌のCO2吸収見える化サイト」、農業環境研究本館の大会議室で農業機械研究部門より「タイにおけるスマート農業機械の連携実証」の説明・紹介を受けました。それぞれの訪問先・視察先で活発な意見交換等が行われ、今年度からスタートする農研機構のCenter of Excellenceプログラム(Climate-Smart Agriculture)の具体的な技術の内容や活用イメージについて、APO事務局の理解が一層深まりました。

関連リンク

2023年3月27日付農研機構プレスリリース「農研機構がアジア生産性機構のCenter of Excellenceに日本で初めて認定されました」
https://www.naro.go.jp/publicity_report/press/laboratory/naro/157780.html

1kmメッシュ農業気象データシステム
https://amu.rd.naro.go.jp/

土壌のCO2吸収見える化サイト
https://soilco2.rad.naro.go.jp

理事長室にてAPOインドラ事務局長(左)と農研機構久間理事長(右)
理事長室にてAPOインドラ事務局長(右から5番目)と農研機構久間理事長(右から6番目)
食と農の科学館視察にて食と農の科学館を案内する広報課の塚本主査(右)
農業環境研究部門の試験水田ほ場にて水田からのCH4発生のメカニズムと発生抑制方法を説明する農業環境研究部門の白戸領域長(左)
農業環境研究部門のGHG自動測定施設にて大豆からの一酸化二窒素(N2O)の自動測定システム・方法を説明する農業環境研究部門の白戸領域長(右)
農業環境インベントリー展示館にて1キロメッシュ農業気象データシステムを説明する農業環境研究部門の長谷川エセクティブリサーチャー(左)
農業環境インベントリー展示館にて土壌のCO2吸収見える化サイトを説明する農業環境研究部門の白戸領域長(真ん中)
農業環境研究本館の大会議室タイにおけるスマート農業機械の連携実証を説明する農業機械研究部門の太田部長(真ん中)