中日本農業研究センター

出前技術指導に関する Q&A

Q1:どんな形で出前技術指導してくれますか?

A:中日本農業研究センター(以下「中農研」という。)が開発した技術で現地普及できるものについて、現地から説明会・講演会・実演等の実施を希望される場合、申し込みにより出前技術指導を行います。中農研では申し込みの内容(技術内容、要望地域、時期等)を検討し、申込者に可否を連絡します。
(※ただし、作業時期や試作機台数の制限があり、全ての申込者には対応できないことがあります。)

Q2:誰に申し込めばいいですか?

A:まずは電話等で連絡窓口に気軽にご相談ください。なお、正式なお申し込みは、ウェブサイトに掲載している申し込み方法に沿って行ってください。

Q3:講演会(説明会)を開きたい場合、会場準備や参加者募集は?講師への謝礼は?

A:申込者側で会場準備や参加募集を行うのが原則です。その際のアドバイス等は中農研にご相談ください。講師への謝礼、旅費等の負担は必要ありません。

Q4:機械を借りたい場合にはどうすればよいですか?使用料は?運送費は?

A:中農研の試作機を持ち込んでの技術指導の場合、使用料は必要ありませんが、運送費は申込者にご負担していただきたいと考えています。

Q5:借りた機械が故障したら、修理費は?事故が起きたら?

A:故障や事故が起きた場合は、まず中農研の窓口または研究担当者までご連絡ください。正常な運転操作中に故障した場合、修理は当地で応募者の責任で行っていただき、修理費は中農研が負担します。ただし、明らかに通常の運転操作を逸脱した操作により故障等が発生した場合の修理費については、申込者にご負担いただく場合があります。また、万が一、試作機の運転中に事故が起きた場合は、申込者(運転者)の責任となりますので、機械の事前点検や圃場への出入りなど、安全には十分に注意する必要があります。

Q6:試作機の市販化はどうなっていますか?

A:機種によって異なりますが、市販化されているか、または受注生産は可能な機械ですので、研究担当者に照会してください。

Q7:実際にやってみて、もしうまく行かなかったら保証は?

A:本制度は、あくまで申込者が主体的に行う現地実証を中農研が協力するという主旨ですので、うまく行かなかった場合の保証はできません。実証試験関連の所要経費も申込者にご負担いただきます。それを十分ご承知いただいた上で本制度を有効に活用してください。

Q8:出前技術指導ではどんな作業をやってくれますか?いつまでやってくれるのでしょうか?

A:出前技術指導では、原則として圃場の準備、移植、播種、栽培管理、収穫調整等の作業は全て申込者が責任を持って行っていただきます。ただし、作業全般にわたる技術的アドバイス、及び技術の最重要工程である作業等については、中農研の職員が行う場合があります。技術指導期間は、原則として1年間です。

Q9:出前技術指導で収穫された生産物は、そのまま農家保有物として出荷できますか?

A:生産物は当該農家の保有物です。その場合の収量・品質については、中農研が責任を負うことはできません。