中日本農業研究センター

研究交流の広場

平成22年度 基幹的農家との集い「興農会」のご案内

中央農業総合研究センター
興農会事務局

1. 開催趣旨

中央農業総合研究センターでは、毎年、「興農会」という先進的農業者と研究者の交流会を長年続けてきてきましたが、本年度についても、下記の日程・内容にて研究会(興農会)を開催することとしましたのでご案内いたします。

本年の夏は、異常とも言える高温で推移し、農畜産物の生育に多大な影響を与えました。水稲の収量も関東・東山平均で520kg/10a、作況指数も97と平年作を下回るとともに、1等比率は群馬29%、埼玉57%となるなど、大幅な品質低下が生じ、社会問題ともなっています。また、その他にも、虫害の発生や干ばつなど、様々な被害が発生しています。今後このような高温の年が続くのかどうかは分からないが、温暖化が進行する中で、気象変動としての高温の農作物への影響や、被害の発生メカニズム、あるいは、高温障害等に対する対応策について理解を深めていくことが重要であります。

そこで、本年度は、農作物への高温の影響を中心テーマとして、水稲作における収量・品質の低下や、虫害の発生など、営農現場で特に注目された問題を中心に議論し、今後の技術対応のあり方や、試験研究の方向に関する示唆を得たいと思います。

興農会に参加されています農家の方々はいずれも関東近辺で稲作を主体に大規模かつ先進的な経営を実践されている方ばかりですので、現場の生産者の生の声を聞く絶好の機会かと思います。年末の時期でお忙しいとは思いますが、ぜひ、ご出席いただくよう、ご案内いたします。

2. 開催日時

平成22年12月17日(金曜日)14時から

3. 開催場所

中央農業総合研究センター 本館大会議室(茨城県つくば市観音台3-1-1)

4. 次第

第1部 研究会 -高温による農作物生産への影響と対策-

  • 2010年度の気象の推移と水稲生産への影響(仮題)
    中央農業総合研究センター 農業気象災害研究チーム チーム長 中川博視
  • 水稲白未熟粒の発生要因と今後の対策(仮題)
    作物研究所 稲収量性研究チーム チーム長 近藤始彦
  • 本年の虫害の発生状況とその特徴-近年の動向を踏まえて-(仮題)
    中央農業総合研究センター 研究管理監 渡邊朋也
  • 総合討論(質疑応答・意見交換)

第2部 今年の営農を振り返って(興農会参加者の方々から)

第3部 情報交流会17時30分~