中央農業研究センター
興農会事務局
1. 研究会趣旨
近年、ICT(情報通信技術)やAI(人工知能)に関する技術革新が急速に展開し、私たちの生活や仕事に対して大きな影響を与えてきています。農業の現場でも各種の研究開発や社会実装に向けた取り組みが進められてきており、今日では、将来に向けた可能性という観点ではなく、それらICTやAIをどう農業経営に取り入れ、活かしていくかといった実践的な観点からの検討が求められる状況にあります。そこで、平成29年度の興農会では、これらICTやAIに関する最新の技術・研究開発の状況について、研究者から話題提供を受けるとともに、皆様からのご要望、ご意見をお伺いし、今後の研究方向等について議論を行う研究会を企画いたしました。
また、皆様から本年の営農の状況や、技術面等において解決を要する課題についてお話をいただき、参加者間で意見交換を行いたいと存じます。
つきましては、お忙しいこととは存じますが、万障お繰り合わせの上、ご出席くださいますようお願い申し上げます。また、後継者の方やご近所のお仲間もお誘いいただければ幸いです。なお、参加される方は、準備の都合がありますので、下記の興農会事務局宛に、12月4日(月)までにご連絡いただきますようお願いいたします。
2.開催日時
平成29年12月14日(木)14時00分~17時30分
3.開催場所
農研機構第1本館1階大会議室(茨城県つくば市観音台3-1-1)
4.次第
第1部 研究会
テーマ「農業におけるICT、AI利用の可能性」
- 1)園芸作物における人工知能を利用した病害虫診断技術の開発
- 農研機構 中央農業研究センター 病害研究領域長 津田 新哉
- 農研機構 中央農業研究センター 病害研究領域長 津田 新哉
- 2)リモートセンシングのスマート農業への応用
- 農業環境変動研究センター 環境情報基盤研究領域 井上吉雄
- 農業環境変動研究センター 環境情報基盤研究領域 井上吉雄
- 3)水田水管理の遠隔・自動制御システムの開発
- 農村工学研究部門 水田整備ユニット 上級研究員 若杉晃介
- 総合討議
第2部 今年の営農を振り返って
興農会参加農業者の方々からの報告
参加ご希望の際は、お名前、ご住所、連絡先(メールか電話)を下記の興農会事務局までご連絡下さい。