土壌の働きの多くは土壌微生物の活動によりますが、培養できるのは1%程度です。そこで土壌サンプルから直接抽出したDNA(環境DNA:eDNA)を用いて、土壌の種類と有機物施用のいずれの要因が、土壌の微生物群集構造に影響を与えるかを調べています。また、作物の収量や品質、土壌の諸要因とeDNAとの関係を解析し、土壌微生物による作物生産性指標の開発も行っています。
土壌生物機能研究チーム