北海道では,現在の移植法に変わるまで,蛸足式,車輪式その他の水稲直播機が広く利用されていた. 本機は掬上式タコ足式直播機で,16本の薄鉄板製播種管を,種子箱に傾斜して取り付け,一度に16株播種するようになっている.昭和初期に木原乙蔵(札幌市豊平町)製作.