農業機械研究部門

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151 人力脱穀機(西谷(福永)式)

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この脱穀機は,福永章一(山口県佐波郡牟礼村)によって考案された最初の足踏式回転脱穀機(1911(明治44)年3月27日特許第19,621号)を改 良したもの.それは,1913(大正2)年に山口県を除く地での製作販売の権利を西谷繁雄(東京)に譲渡し,西谷が改良を加え,西谷式として販売したから である.脱穀機によって漸時千歯が駆逐される.

扱胴の仕様は次のとおり.

胴 径 33.0cm
胴 幅 56.0cm
桁 数 6桁
1桁上の歯数 31本
総歯数 186本
扱歯の高さ 3.6cm