農業機械研究部門

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153 人力脱穀機

写真

勢車付きの回転胴上に細い鉄捧の桁があり,それに8番鋼線の遊動式の扱歯がついている.扱歯を遊動式にして,籾の損傷を防止しようとしたものだが,架台がきわめて低く,使用困難である.大正中期以前のものであろう.

扱胴の仕様は次のとおり.

胴 径 38.0cm
胴 幅 35.8cm
桁 数 4桁
1桁上の歯数 8本
総歯数 32本
扱歯の高さ 6.9cm