農業機械研究部門

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155 人力脱穀機(安藤式稲麦扱機)

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銘柄は安藤式(実用新案第42,748号).回転胴の径がきわめて大きいのが特長.扱歯は8番鋼線を逆V字型にし,しかも先端は接着して細くなっている.総歯数は27本できわめて少ない.大正中期のものと推定.近藤商会(呉市)製造.

扱胴の仕様は次のとおり.

胴 径 44.0cm
胴 幅 43.5cm
桁 数 8桁
1桁上の歯数 3~4本
総歯数 27本
扱歯の高さ 7.8cm