農業機械研究部門

資料館

163 人力脱穀機(谷川式稲麦扱機,2人扱)

写真

2人扱用で,扱爪の形状は逆V字形,11番鋼線を使用し爪の配列は螺旋状,回転胴の両側部は勢輪を兼ねている.大正末期か昭和初期のもので,構造全体は現在のものとあまり変わらない.谷川商会(鳥取県西伯郡米子町)製造(1919(大正8)年実用新案第48,114号).

扱胴の仕様は次のとおり.

胴 径 28.0cm
胴 幅 69.7cm
桁 数 9桁
1桁上の歯数 13~14本
総歯数 123本
扱歯の高さ 4.5cm