農業機械研究部門

1.利用のメリット

老朽化、低収化した草地を継続利用しながら牧草種子などを条播し、低コストで更新。

2.開発機の概要

• L字形刃と直刃を組み合わせたロータリーで、条間27cmの細幅(数cm)部分耕(8条)を実施。同時に耕起した部分に施肥と播種を行い、鎮圧。
• マメ科とイネ科、大粒種子と小粒種子の高精度混播が可能。繰り出しロールの交換により、幅広い範囲の種子に対応。
• 0.7m/sの高速作業が可能。(試験場所:鹿児島県南種子町、生研機構)

3.活用上の留意点

• 適用トラクターは60PS級以上。
• ほ場傾斜度が10度以下の草地で使用。
• 石れきの多い草地では作業注意。

4.委託研究実施会社

松山株式会社、小橋工業株式会社

作業状況

開発機でバヒアグラス中に追播した牧草(イタリアンライグラス)の生育の様子

5.主要諸元・構造