生物機能利用研究部門

遺伝子組換え作物の栽培実験

令和2年度 スギ花粉ペプチド含有イネ及びノボキニン蓄積イネの生育状況(8月24日)
(観音台第2事業場隔離ほ場)

令和2年8月24日(月曜日)現在の、観音台第2事業場隔離ほ場で栽培しているスギ花粉ペプチド含有イネ及びノボキニン蓄積イネの生育状況についてお知らせします。
写真中の青いネットは、防鳥網です。今年度の観音台第2事業場隔離ほ場におけるスギ花粉ペプチド含有イネ及びノボキニン蓄積イネの栽培実験は、同じ水田にて行っています。

スギ花粉ペプチド含有イネ、ノボキニン蓄積イネともに、間もなく出穂が始まります。(一緒に栽培している非組換えのイネは出穂が始まりました。)
また、花粉飛散をモニタリングするモチ品種のポットを、8月20日(木曜日)に設置しました。

スギ花粉ペプチド含有イネ及びノボキニン蓄積イネは、7月8日(水曜日)に観音台第2事業場隔離ほ場において田植えを実施し、第一種使用等(※1)による栽培を開始しています。栽培実験の詳細は栽培実験計画書をご覧下さい。

(※1)第一種使用等:「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離ほ場)での使用

スギ花粉ペプチド含有イネ栽培区画の様子
ノボキニン蓄積イネ栽培区画の様子
栽培区画全体の様子
モニタリングポット①の様子
観音台第2事業場内の隔離ほ場とモニタリングポット(①~⑩)の位置