令和2年10月7日(水曜日)、スギ花粉ペプチド含有イネ及びノボキニン蓄積イネの収穫を行いました。
スギ花粉ペプチド含有イネ及びノボキニン蓄積イネは、7月8日(水曜日)に田植えを実施し、第一種使用等(※1)による栽培を開始しました。今年度は2つの栽培実験を同じ水田にて行いました。
収穫の際は、それぞれが混じってしまわないよう注意を払いながら、イネの種類ごとに手で刈り取りました。刈り取ったイネは束ねてラベルを付け、隔離ほ場内の作業棟で乾燥しています。後日、脱穀をし、種子は研究に使用します。
観音台第2事業場隔離ほ場では、栽培したイネの越冬性の調査等を引き続き行いますので、水田内に残った株は鋤き込みをせず、防鳥網を設置した状態で冬季までそのままおきます。
なお、これらの栽培実験の詳細については、栽培実験計画書をご覧下さい。
(※1)第一種使用等:「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離ほ場)での使用





