生物機能利用研究部門

遺伝子組換え作物の栽培実験

令和3年度 シンク能改変イネの生育状況(8月11日) (観音台第1事業場高機能隔離圃場)

令和3年8月11日(水曜日)のシンク能改変イネの生育状況をお知らせします。

シンク能改変イネの出穂、開花が始まりました。シンク能改変イネの花粉が事業場外に飛散していないことを確認するためモニタリングポットを設置、モニタリングポットで栽培しているモチイネも開花が始まりました。(配置場所は下図参照)

ゲノム編集技術により得られた系統であるシンク能改変イネについて、5月11日・12日(火曜日・水曜日)に観音台第1事業場高機能隔離圃場の水田1及び水田6で田植えを行い、第一種使用等*による栽培を開始しました。栽培実験の詳細は、栽培実験計画書をご覧ください。

* 第一種使用等 : 「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離ほ場)での使用

シンク能改変イネ(ゲノム編集イネ系統)
の様子(水田1)
水田1の全景
シンク能改変イネ(ゲノム編集イネ系統)
の様子(水田6)
水田6の全景
モニタリングポット4の様子
シンク能改変イネのモニタリングポット設置場所(栽培実験計画書より)