農研機構における令和4年度のスギ花粉ペプチド含有イネ及びノボキニン蓄積イネの栽培実験に関して、令和4年3月28日(月曜日)に栽培実験計画書を公表し、4月20日(水曜日)に開催した説明会にて栽培実験計画を説明しました。
令和4年度はスギ花粉ペプチド含有イネは農研機構の観音台第2事業場隔離ほ場で、ノボキン蓄積イネは観音台第2事業場隔離ほ場及び観音台第3事業場組換え植物隔離ほ場で、それぞれ栽培します。6月1日は観音台第2事業場隔離ほ場の水田にて、これらの遺伝子組換えイネの苗を水田へ移植(田植え)し、第一種使用等*による栽培を開始しました。
栽培実験の詳細に関しては、栽培実験計画書をご覧ください。
ノボキニン蓄積イネ及びスギ花粉ペプチド含有イネの苗は、観音台第2事業場隔離ほ場内の施設で育苗を行いました。また、系統ごとに栽培、調査を行う予定のイネは手植えで、種子増殖用のイネは田植機で、それぞれ移植をしました。
*第一種使用等:「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離ほ場)での使用

(スギ花粉ペプチド含有イネ)

(ノボキニン蓄積イネ)

(スギ花粉ペプチド含有イネ)

(スギ花粉ペプチド含有イネ栽培区画)

(ノボキニン蓄積イネ栽培区画)