ポイント
- 令和4年度に予定している遺伝子組換えイネ等(スギ花粉ペプチド含有イネ、ノボキニン蓄積イネ及びシンク能改変イネ)の隔離ほ場における栽培について、栽培実験計画書を公表します。
- スギ花粉ペプチド含有イネは、スギ花粉アレルゲンに由来する7種類のT細胞エピトープを連結させた人工ペプチドを可食部(胚乳)に蓄積したイネです。
- ノボキニン蓄積イネは、ラットへの経口投与試験において、高血圧時に特異的な血圧降下作用を示すノボキニンペプチドを可食部に蓄積したイネです。
- ゲノム編集技術により作出されたシンク能改変イネは、籾数と籾のサイズを制御する遺伝子に特異的な変異を導入し、穂重と籾重を増加させることで、シンク容量と収量の向上を目指したイネです。
- 本件について、令和4年4月20日(水曜日)に説明会を開催します。
概要
栽培実験計画書の公表先
説明会について(事前に参加申込みが必要です。)
開催日時
令和4年4月20日(水曜日)13時00分~15時20分(12時45分受付開始)
会場
茨城県つくば市観音台2-1-2
農研機構観音台第2事業場
作物研究部門 第2本館3階 大会議室
申込方法
4月15日(金曜日)17時までに問い合わせ先に電話又はE-mailにて、参加者の氏名、連絡先等をご連絡ください。申込みを受け付け次第、折り返し申込み受領のご連絡をさし上げます。
※4月18日(月曜日)15時までに申込み受領の連絡がない場合は、同日16時までに電話によりご確認をお願いします。
- 参加希望の方は、必ず事前にお申し込みください。庁舎管理の都合上、事前申込みされていない方の入場はお断りいたします。付添の方も漏れなくお申し込みください。
- 新型コロナウイルス感染症対策として、参加者数を会議室の収容可能人数の半数以下(50名以下)に制限させて頂く場合があります。
- 当日参加される方は、マスクを着用してご来場いただき、会場では検温、アルコールでの手指消毒等にご協力ください。発熱等体調不良の場合はご参加をお控えくださいますよう、お願い申し上げます。
※第一種使用等:「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離ほ場)での使用
問い合わせ先
農研機構生物機能利用研究部門 研究推進部研究推進室
電話 : 029-838-6005
E-mail : nias-kumikae@ml.affrc.go.jp
参考資料 |
農研機構は、令和4年3月28日(月曜日)に、スギ花粉ペプチド含有イネ、ノボキニン蓄積イネ及びシンク能改変イネ*の隔離ほ場における栽培に関する「栽培実験計画書」を公表しました。この栽培実験計画書は以下のとおりです。 *シンク能改変イネはゲノム編集技術により作出されたイネですが、ゲノム編集作物として監督官庁への情報提供をしてないため、遺伝子組換えイネとして取り扱っています。 栽培実験計画書スギ花粉ペプチド含有イネ(7Crp、2mALS、Oryza sativa L.) (Os7Crp2)の栽培【PDF:808KB】 ノボキニン蓄積イネ(nfGluA2、Oryza sativa L.)(OsNV3)の栽培【PDF:1,022KB】 シンク能改変イネ(Oryza sativa L.)の栽培【PDF:1.101KB】 |