生物機能利用研究部門

遺伝子組換え作物の栽培実験

令和4年度 ノボキニン蓄積イネの生育状況(収穫の様子、9月29日)(観音台第3事業場組換え植物隔離ほ場)

令和4年9月29日(木曜日)、観音台第3事業場組換え植物隔離ほ場の枠水田Bにおいてノボキニン蓄積イネの収穫(稲刈り)を行いました。

今年度、ノボキニン蓄積イネは観音台第2事業場隔離ほ場及び観音台第3事業場組換え植物隔離ほ場で栽培実験をしています。
観音台第3事業場組換え植物隔離ほ場の枠水田Bには6月2日(木曜日)に田植えを実施し、第一種使用等*による栽培を開始しました。
手で刈り取ったイネは束ねて、組換え植物隔離ほ場内のビニールハウス内で、はさかけして乾燥しています。後日、脱穀をし、得られた種子は成分分析等に使用します。
枠水田内に残った株は、後日、不活化のために鋤き込み、防鳥網を撤去します。

栽培実験の詳細は、栽培実験計画書をご覧ください。

* 第一種使用等 : 「遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律」に基づいた開放系(本実験では隔離ほ場)での使用

収穫前のノボキニン蓄積イネの様子
ノボキニン蓄積イネの収穫の様子
ノボキニン蓄積イネの収穫の様子
収穫後、ビニールハウス内ではかさけしたイネの様子
収穫作業後の栽培区画全体の様子