生物機能利用研究部門

植物・微生物利用グループ

持続可能な農業と生産性の維持向上を両立させるためには、気候変動によって新たな脅威となる種々の環境ストレスや、化学農薬や化学肥料の使用削減に伴う農作物の生産性低下を改善することのできる環境調和型の技術の開発が必要です。私たちのグループでは、この問題を解決するために、農作物の生育に影響を及ぼす新規化合物や微生物の探索、課題毎に最適化した評価システムの開発、作用機構の解明による科学的エビデンスの付与、さらには実験室から圃場レベルでの実証試験系の構築等、を行うことで新たなバイオスティミュラント等の開発を行っています。また、植物とその環境に生息する微生物等をひとつにとらえる"ホロビオント"という考え方に基づき、バイオスティミュラント等が効果を発揮しやすい植物やバイオスティミュラント等の効果を可視化できる新しい技術の開発にむけた基礎的な研究を行っています。

バイオスティミュラントや微生物資材による効果
植物病原菌感染土壌におけるキュウリ幼苗の生育の様子(左)と、植物保護細菌の効果(中)およびグルタミン酸の併用効果(右)
(2024年プレスリリースより)
イネの内生細菌であるNB6がテイロシン
という物質を産生して発症を抑制する
(2025年プレスリリース より)

メンバー