1. 趣旨
近年は特に安心・安全を保証した農産物が望まれることから、GAP (Good Agricultural Practice : 農業生産工程管理) が注目され、国内でもGAP認証による差別化販売が行われつつある。GAP認証は2020年東京オリンピック・パラリンピックで必須となるなど「食の国際化」において無視できなくなっている。しかし、GAP認証データの取得には多大な労力を要するため、IoT・AIを活用した情報収集の省力化や生産工程のユニバーサル化が急がれている。また、ユニバーサル農業の展開はひろく障がい者の雇用に道を開くものとしても注目される。そこで、全体会議では「安全な果実を安定供給するための次世代型果樹生産」をテーマに、GAP認証の現状や関連する周辺技術について講演いただくとともに、先行する現場から話題提供いただき、理解を深めたい。
栽培分科会では「普及成果の現在および将来的な利活用」をテーマに、マルドリや隔年交互結実など既に現場へ普及した成果について現状と問題点を紹介いただくとともに、技術の継承や他の技術との組合せ、さらに新たな技術開発などについて総括いただき、今後を展望したい。
【令和元年度果樹茶業研究会「常緑果樹研究会」開催要領】 (PDF/169KB)
2. 日時
令和元年8月28日 (水曜日) 13時00分~17時00分 (全体会議)
8月29日 (木曜日) 9時00分~11時50分 (栽培分科会)
- 注1) 8月29日 (木曜日) には、系統適応性検定試験成績検討会 (常緑果樹)を併行して開催する。なお、系統適応性検定試験成績検討会は非公開で、試験担当者等の関係者のみが出席可能。
- 注2) 詳細は別紙1の進行予定表のとおり。
3. 場所
静岡県男女共同参画センター あざれあ http://www.azarea-navi.jp/
〒422-8063 静岡市駿河区馬渕1丁目17-1 TEL : 054-255-8440
4. 主催
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 果樹茶業研究部門
5. 内容
別紙2のプログラムを参照のこと。
6. 参集範囲
果樹関係行政機関、国立研究開発法人、公設試験研究機関、学識経験者、カンキツ研究ネットワークを構成する者、カンキツ新技術・新品種研修受講者、JA等関係者、マスコミ関係者等
7. 出席申込方法
共通出席申込書(6月5日差し替え) (令和元年度常緑果樹研究会・系統適応性検定試験成績検討会) に必要事項を記載し、令和元年7月26日(金曜日)までに(必着)、電子メールで okitsu-1@naro.affrc.go.jp に送付する(申込書をwordまたはPDFで添付)。
8. 問合せ
下記の出席申込み先に電子メールまたは電話で問い合わせる。
〒424-0292 静岡市清水区興津中町485-6
農研機構果樹茶業研究部門 カンキツ研究拠点
常緑果樹研究会・系適会議事務局
e-mail : okitsu-1@naro.affrc.go.jp TEL : 054-369-7100