果樹茶業研究部門

果樹の災害対策集

ひょう害の事後対策

対策

ひょう害は、ひょうの大きさや量、果樹の発育段階により被害を受ける部位や程度が異なるので、それに応じて被害後に次のような対策を行います。

  • 摘果は、被害程度や樹勢等を十分に判断して慎重に行います。
  • 幹や太枝への被害が激しい場合は樹幹塗布剤を塗ります。
  • 折れた新梢は、健全部分まで切りもどしします。
  • ひょう害を受けると傷口から病原菌が侵入しやすくなるので、薬剤散布を行います。

また、ひょう害を避けるための事前対策としては、防雹ネットの利用が効果的です。