果樹茶業研究部門

果樹の災害対策集

4.強風害の品種間差について知りたい

台風襲来が早生種の成熟、収穫期の始めであったことから、成熟期の遅い‘富有’と比べると‘刀根早生’や‘平核無’では落果が多い傾向があった。また‘刀根早生’(渋ガキ)は‘上西早生’(甘ガキ)に比べて枝裂け、枝折れ被害が大きく、落葉被害は後者で大きい傾向がみられ、品種で被害様相が相違することが認められた。