畜産研究部門

遺伝子組換え飼料作物の圃場試験について

栽培実験の状況(平成22年度)

このページでは、平成22年度 [隔離圃場における安全性評価試験]における栽培実験の状況をお知らせしています。写真をクリックすると大きい画像が開きます。
(2011年3月24日更新)

栽培実験の状況
アリルオキシアルカノエート系除草剤耐性トウモロコシDAS40278を隔離圃場で栽培

(3月24日更新)

2011年3月23日

約2ヶ月後の圃場の様子です。これにて本年度の遺伝子組換えトウモロコシの圃場試験を終了しました。

実験終了時

2011年1月26日

今年の冬はとても寒く積雪も多くありましたが、1月26日にロータリー耕により刈り株の鋤き込みを行いました。

積雪ロータリー

ロータリー耕の終了後は、組換え圃場の土などが外に持ち出されないようにトラクターを入念に洗浄しました。

ロータリー終了時ロータリー終了後洗浄

2011年1月5日

収量調査や越冬性試験も終了したので、1月5日に地上部を刈り取った後、堆肥置き場に集積しました。

地上部手刈り掃除刈り堆肥場

2010年10月22日

トウモロコシはその後も順調に成長し、10月22日には畜産草地研究所で栃木県作物育種懇話会が開催されたので圃場見学を行いました。

栃木作物育種懇話会見学

(8月31日更新)

2010年8月31日

横から圃場全体を見たところ(雄穂が出ているのは花粉源となる市販品種)

生育状況全体

2010年8月12日~8月31日

今年の夏は記録的な猛暑でしたがトウモロコシは順調に育っています。いずれも左側が非組換え体、右側が組換え体です。

8月12日生育状況8月31日生育状況

2010年8月12日

8月12日に最後の除雄を行いました。

最後の除雄最後の除雄直後左)最後の除雄、右)最後の除雄直後

(7月30日更新)

2010年7月26日

7月26日に初めて雄花の出穂を確認しました。雄花が咲く前に、他のトウモロコシに交雑しないよう、逐次雄穂をハサミで切り取っていきます。

初出穂

雄穂切除直前雄穂切除直後左)雄穂切除直前、右)雄穂切除直後

2010年7月7日~7月27日

7月7日から27日まで5日毎の生育状況です。青いポールの見えるところまでの左側が非組換え体(栽培実験計画書(PDF形式)別添図2の40278非2の1畝10株)、右側が組換え体(同40278組2の1畝10株)です。梅雨明けとともにぐんぐん生長していますが両者の間に差は見られません

7月7日生育状況7月12日生育状況7月17日生育状況7月22日生育状況7月27日生育状況

(6月25日更新)

2010年6月24日

間引き1週間後の様子です。引き続き順調に生育しています。

生育状況

2010年6月17日

トウモロコシの種子は順調に発芽し、生育していますので網を外します。
1ヶ所に3粒ずつ蒔いたので、生育のよいものだけ1本を残して間引きました。

写真

間引き前間引き後
左)間引き前、右)間引き後

5月27日播種予定でしたが雨のため圃場にトラクターが入れず、延期になっていました。ようやく6月1日に施肥・畦立てが完了し、6月2日に種まきを無事終えました。

(6月3日更新)

2010年6月2日

播種は40cm間隔で1畦10株、各区4畦です。播種後、カラスなどに食べられないよう網掛けをします。
作業終了後、長靴を洗浄します。

播種網掛け

長靴の洗浄長靴の洗浄

長靴の洗浄

2010年6月1日

ジェットシーダーで施肥(17-17-17化成肥料を60kg/10a)と畦立て(75cm幅)を同時に行います。
作業終了後、ジェットシーダーを洗浄します。

施肥と畦立てジェットシーダーの洗浄