畜産研究部門

動物行動管理研究領域

消費者の健康志向の高まりや海外への畜産物の販路拡大に伴い、多様なニーズに対応した畜産物の生産が求められています。また、野生動物による農作物被害も大きな問題となっています。このような状況を解決するためには、アニマルウェルフェアへの対応を含め輸出を見越した畜産物の高付加価値化、野生鳥獣害への適切な対策が求められています。そこで、畜産物の輸出拡大に向けたアニマルウェルフェアへの対応のため、家畜の快適・健全性評価技術、アニマルウェルフェア配慮型飼養管理技術の開発とアニマルウェルフェアに配慮した畜産の収益化モデルを構築しています。また、野生鳥獣による農作物被害低減のため、加害獣駆除効率の向上や鳥獣害対策による地域活性化・再生計画等の立案を可能とする野生鳥獣被害の管理技術、GISによる被害予測技術、鳥獣被害対策の地域戦略提供システムを開発しています。

領域長

竹内 正彦(たけうち まさひこ)

領域長補佐

矢用 健一(やよう けんいち)

所属研究グループ