学名: Veronica hederaefolia L.
1年草(Th)ヨーロッパ
茎は下部で分枝して横に広がり、長さ10~20cm、 花時まで子葉が残る特性がある。葉はほとんど互生、1~2対の大きなきょ歯があり、表面にはまばらに立った毛がある。花は葉腋ごとに単生、柄は葉とほぼ同長、花冠は淡青紫色、浅い皿形で径4~5 mm、果実は球形で4条のごく浅い溝があり、無毛、多くは4種子を入れる。種子は長さ2.5mm、横しわがあり、厚くて腹面が深く凹む。花期は春。明治初年、長崎で採られた。現在は全国に広がる。