植物防疫研究部門

海外飛来性害虫グループ

近年飛来地域が変化
しているミカンコミバエ
海外から飛来してくるイネ
の重要害虫トビイロウンカ

近年、気候変動により新たな害虫種の出現や飛来パターンの大きな変化が生じており、農業分野では迅速かつ効果的な対応が強く求められています。こうした課題に対応するため、私たちの研究グループでは、国境を越えて日本に侵入する移動性害虫を対象に研究を行っています。具体的には、飛来源や飛来時期といった移動生態に加え、国内における多発生時の個体群動態を解明し、高度な防除管理技術の基盤構築を目指しています。 また、台湾やタイなどの飛来源地域と国際共同研究を主導し、発生動態や薬剤感受性に関する情報を現地で継続的に把握することで、国境を越えた防除技術の効率的な開発を進めています。さらに、近年急速に進展している人工知能技術を活用し、これまで実現が困難であった高効率なモニタリングシステムの開発にも取り組んでいます。

メンバー