農村工学研究部門

農村工学研究部門メールマガジン

メールマガジン第146号 (2022年7月号)

目次

1)トピックス
2)イベント情報
3)新技術の紹介
4)農村工学通信より
5)農村工学研究部門の動き
6)技術研修室より
7)見学だより
8)農村の草花
9)研究者の横顔

1)トピックス

■最新の研究成果を2022年度農業農村工学会大会講演会にて発表いたします

8月30日から9月2日まで2022年度(第71回)農業農村工学会大会講演会が石川県地場産業振興センターにて、現地およびオンラインで開催されます。今年度も、当研究部門の職員が発表する日時と会場を読者の皆様にお知らせいたします。

質問や感想を当日の会場やWeb上、または、農研機構問合せフォームを通じてお寄せ下さい。なお、大会講演会プログラムの詳細は農業農村工学会ホームページをご覧下さい。

(関連資料)

2)イベント情報

■オール農研機構 秋の一般公開 2022に出展します

9月3日に、農研機構では「オール農研機構 秋の一般公開 2022」と題してオンラインで開催され、当研究部門からも出展します。この日には全国各地の研究所とつないだ特別番組をライブ配信します。

詳細につきましては、特設ウェブページをご覧ください。

研究推進部研究推進室 笹倉亜希子

(関連URL)

3)新技術の紹介

■知的財産情報(40)「砕石充填装置及び方法」が登録されました

農研機構と株式会社パディ研究所が出願した以下の発明が、登録されました。
興味のある方は、「特許情報プラットフォーム(J-Plat Pat)」からご覧ください。

  • 【特許番号】特許第7096546号
  • 【登録日】令和4年6月28日(2022.6.28)
  • 【発明の名称】砕石充填装置及び方法

研究推進部研究推進室渉外チーム長 猪井喜代隆

(関連資料)

4)農村工学通信より

■研究成果から -ため池管理者がため池の被害状況を点検報告-「ため池管理アプリ」

ため池の多い市町村では、災害時のため池の緊急点検の際に地方公共団体の職員だけでは点検に膨大な時間を要する場合があります。そこで、緊急点検の際にため池管理者の協力が得られるようにするため、ため池管理者がスマートフォンで簡単に点検報告ができる「ため池管理アプリ」を開発しました。同アプリの概要、ため池管理者から見たメリットや行政から見たメリット等についても紹介しています。ぜひご覧ください。

(関連資料)

5)農村工学研究部門の動き

■2022年度インターンシップについて(再掲)

農研機構では、インターンシップの募集を行っております。
農村工学に関するインターンシップをご希望の方は、以下のURLをご確認の上、 窓口へご連絡ください。

以上ご検討ください。

■スマート農業実証プロジェクトの現地実演会を実施しました

当研究部門が参画する「スマート農業実証プロジェクト・多面的機能向上スマート水管理実証コンソーシアム」による「スマート水管理システム現地実演会」が、7月22日(金)に山形県河北町畑中地区で開催されました。
山形県内を中心に農業改良普及員など約80名が参加して、ICTを用いた圃場の水管理に関する遠隔監視・遠隔操作技術を体験し、今後のスマート水管理システムの理解と普及に向けてよい機会となりました。

施設工学研究領域施設保全グループ 上級研究員 嶺田拓也

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6)技術研修室より

■農村工学技術研修の開催

今年度実施する農村工学技術研修のうち、7月までに実施予定の研修は全て計画通りに実施しました。

技術移転部 技術研修室

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7)見学だより

■オンライン形式の見学会を開催しました

7月20日(水)に、京都大学農学部の講義(環境水文学・3年生対象)において、オンライン形式の見学会を開催しました。

研究推進部研究推進室長 吉永育生

(関連資料)

8)農村の草花

■金魚鉢に浮かぶあの草の正体は、"青い悪魔"とも呼ばれる世界的な害草 ~ホテイアオイ~

いよいよ夏本番、セミの声も盛りとなってきました。暑い季節には、涼飾りとして金魚鉢も似合いますが、金魚鉢に浮かぶホテイアオイも馴染みの水草です。このホテイアオイ、水質浄化などに貢献する可能性がある一方で、繁茂すると駆除の困難な害草として、世界10大雑草のひとつに数えられていることを知っていましたか。

施設工学研究領域施設保全グループ 上級研究員 嶺田拓也

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9)研究者の横顔

■大山 峻一(おおやま しゅんいち)

今回の「研究者の横顔」は施設工学研究領域 施設整備グループの大山峻一さんです。
学生の頃は湖沼の富栄養化対策に関する水環境についての研究を、農工研では水資源機構での業務経験を活かして施設管理に関する研究に取り組んでおられます。
私にとって社会人としては先輩であり、多くの趣味をお持ちの大山さんからは学べるものも多く、同期に恵まれたと感じる今日この頃です。

他己紹介 福元雄也

(自己紹介)

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