目次
1)トピックス
2)イベント情報
3)新技術の紹介
4)農工研ニュースより
5)農村工学研究部門の動き
6)農業水利施設の魅力を知ってほしい
7)研究者の横顔
1)トピックス
■武村 展英 農林水産副大臣、舞立 昇治 農林水産大臣政務官 農研機構の研究現場を御視察
2024年2月5日(月曜日)に、武村展英農林水産副大臣と舞立昇治農林水産大臣政務官が農研機構(つくば地区)を訪問され、最先端の農業研究に係る取組を御視察されました。
(関連URL)
■「第7回インフラメンテナンス大賞」で優秀賞を受賞して
この度は、第7回インフラメンテナンス大賞の技術開発部門において優秀賞を受賞することとなり、大変光栄に存じます。
受賞対象となりました「地下水位の潮汐応答分析による地下ダム止水機能監視技術の開発」は、地表水に乏しく水源を地下水に頼る地域に建設されて貴重な農業用水源として利用されている、地下ダムの機能評価技術に関するものです。
(関連資料)
- 受賞のお言葉
http://www.naro.affrc.go.jp/org/nkk/m/165/01-02.pdf - プレスリリース
https://www.naro.go.jp/project/results/5th_laboratory/nire/2022/22_033.html - 成果情報・地下水位の潮汐応答分析による沿岸域の地下ダムの機能監視手法
https://www.naro.go.jp/project/results/5th_laboratory/nire/2022/22_033.html - 特許情報
https://www.naro.go.jp/laboratory/nire/mail_magazine/back_number/119059.html#m31
2)イベント情報
■SATテクノロジー・ショーケース2024に参加しました
若手特別賞を受賞いたしました
2024年1月25日に、つくば国際会議場にて開催された「つくばサイエンスアカデミー(SAT)テクノロジー・ショーケース2024」において「ゴミが詰まりやすい用水路に適用可能な水田の水管理機器の開発」というタイトルでポスター発表を行いました。
農地基盤情報研究領域 農地整備グループ研究員 新村麻実
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3)新技術の紹介
■知的財産情報(61)「暗渠管埋設装置」が登録されました
農研機構が出願した以下の発明が、登録されました。
興味のある方は、独立行政法人INPITが運営する「特許情報プラットフォーム(J-Plat Pat)」からご覧ください。
- 【特許番号】特許第7423009号
- 【登録日】令和6年1月19日(2024.1.19)
- 【発明の名称】暗渠管埋設装置
研究推進部 研究推進室渉外チーム 主査 中司朋宏
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4)農工研ニュースより
■研究成果から「土壌改良と部分不耕起帯設置「ドットボーダー・プロテクト」による土壌流亡対策」
傾斜のある丘陵地の畑作地域では、強い雨による土壌流亡の被害が引き起こされています。(1)土壌改良により雨水などの水を地下へ浸透させ表面を流れる水を抑える、(2)部分的に不耕起帯を作ることで土堤を設置する、という2つの対策を組み合わせることで土壌侵食耐性を改善させる技術を開発しました。
農地基盤情報研究領域 農地整備グループ研究員 久保田 幸
(関連URL)
- 農村工学通信122号
https://www.naro.go.jp/publicity_report/publication/laboratory/nire/news/138104.html - 研究成果「営農で実施できる土層改良と部分不耕起帯の併用による土壌流亡対策」
https://www.naro.go.jp/project/results/4th_laboratory/nire/2019/19_065.html
5)農村工学研究部門の動き
■令和5年度 農村工学地域連携会議を開催しました
農村工学研究部門は、1月24日(水曜日)に地方農政局等との農村工学地域連携会議をWeb 会議にて開催いたしました。
研究推進部 研究推進室行政連携調整役 林田洋一
(関連資料)
■令和5年度 農村工学研究部門・水資源機構技術情報交換会を開催しました
農村工学研究部門は、1月25日(木曜日)に水資源機構との技術情報交換会をWeb会議にて開催いたしました。本技術交流会は年に1回実施されており、本年度は水資源機構にホストをお務め頂きました。
研究推進部 研究推進室行政連携調整役 林田洋一
(関連資料)
6)農業水利施設の魅力を知ってほしい
■イタリアのカブール水路と水田地帯(2024年2月)
2023年4月から始まったこのコラムがNo.10に至った。キリの良い数字なので、海外の水田地帯を訪問した時の様子や感想をお伝えしたい。今回はイタリア北部のポー川流域の水田地帯を紹介する。
当方は、2010年9月と2014年5月に現地を物見した。今回は2010年9月に物見した、ポー川からカブール運河を取水する頭首工周辺と、フォンタネット・ポーの街の周辺の農地や水路の様子を紹介する。15年ほど昔の情報であることには、ご留意頂きたい。
農地基盤情報研究領域 地域防災グループ上級研究員 廣瀬裕一
(関連資料)
7)研究者の横顔
■亀山 幸司(かめやま こうじ)
今回ご紹介するのは、農地整備グループの亀山幸司さんです。
亀山さんは炭の専門家とのことで、木炭やその原料となる樹木を研究していたので、炭の利用についてお話しを伺いたいなと思いました。
横顔では旅行と食事がご趣味で海外にも足を延ばしているとのこと。ラオスでほそぼそ木炭の研究を続けてますが、炭の調査も兼ねてラオスのおいしい? 料理を食べにくるのはいかがでしょう?
(他己紹介) 木村 健一郎
(自己紹介)
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研究推進部 研究推進室 渉外チーム