農村工学研究部門

農村工学研究部門メールマガジン

メールマガジン第166号 (2024年3月号)

目次

1)トピックス
2)新技術の紹介
3)農工研ニュースより
4)技術研修室より
5)農村工学研究部門の動き
6)見学だより
7)農業水利施設の魅力を知ってほしい
8)研究者の横顔

1)トピックス

■第7回インフラメンテナンス大賞農林水産大臣賞を受賞しました

1月18日、R3~R4スマート農業実証プロジェクトで取り組んだ内容が評価され、「第7回インフラメンテナンス大賞農林水産大臣賞」を共同応募機関のひとつとして受賞しました。

資源利用研究領域 領域長 遠藤和子

(関連資料)

2)新技術の紹介

■(プレスリリース) 農業用開水路等の摩耗調査を省力化するプログラムを開発

農研機構は、農業用開水路等の摩耗劣化の調査に関して、農林水産省のマニュアルに掲載されている調査方法に準拠した解析作業を、大幅に省力化するプログラムを開発しました。画像解析が自動化されることで、従来の手作業による解析作業と比べて省力化できるだけでなく、調査精度の向上にも貢献します。本プログラムは農研機構の許諾を受けることでどなたでも利用可能です。

研究推進部 研究推進室渉外チーム長 林田洋一

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3)農工研ニュースより

研究成果より「改良した漏水探査装置による新たなパイプラインの漏水調査技術」

パイプラインの機能診断では、軽微なうちに漏水位置を発見し、手当することにより、大規模な漏水事故に至るリスクを低減することができます。
農研機構では、パイプラインの内部に探査装置を流下させ、漏水位置を特定する技術を開発してきました。今回、この技術をさらに使いやすく改良しました。
ぜひご覧ください。

研究推進部 研究推進室渉外チーム 重田一人

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4)技術研修室より

■農村工学技術研修の開催について

令和6年度の農村工学技術研修については、昨年度3回開催した「基礎技術研修」は未受講者が減り正常な状態に戻りつつあることから令和2年度は2回実施することとし、専門技術研修では、アンケート結果からICT技術(施工管理、UAV活用、情報化施工等)に関連する研修の新設要望が多いため、本省が実施しているBIM/CIM研修と連携して「BIM/CIM」研修を新設することとし、全17の研修を実施します。

技術移転部 技術研修室

(関連資料)

5)農村工学研究部門の動き

■令和5年度「第2回技術交流会議」(農林水産省情報分析官との情報交換会)開催

去る2月9日(金)農村工学研究部門において、農林水産省農村振興局、関東農政局の7名の「情報分析官」(農村資源情報分析官、土地改良情報分析官、海外農業農村開発情報分析官、政策情報分析官、農村整備情報分析官、災害情報分析官、国営事業情報分析官)との情報交換のための、令和5年度「第2回技術交流会議」を開催しました。

技術移転部 教授 島崎昌彦

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■令和5年度 農村工学試験研究推進会議を開催

農村工学研究部門は、3月15日にWeb会議にて、「令和5年度 農村工学試験研究推進会議」を開催しました。この会議は、農業農村整備に関する技術開発を着実に推進するために、農業農村工学分野の研究開発に携わる各機関が、研究成果や現状に関する情報を共有し、今後の技術開発の方向性や現場での技術導入について意見交換を行うことを目的としています。

研究推進部 研究推進室推進チーム長 有吉 充

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6)見学だより

■岐阜県西美濃農業協同組合の見学が開催されました

2月28日、岐阜県大垣市にある西美濃農業協同組合の9名の皆さんが当部門を見学されました。

研究推進部 研究推進室渉外チーム 重田一人

(関連資料)

■栃木県野菜研究会の皆さんがヒートポンプ実証試験圃場を見学しました

3月6日、栃木県農業試験場及び栃木県農業改良普及員を中心とする野菜研究会の9名の皆様が、栃木県那須塩原市内で取り組んでいるヒートポンプ実証試験ハウス(作目:イチゴ)を見学しました。

研究推進部 研究推進室渉外チーム 後藤眞宏

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7)農業水利施設の魅力を知ってほしい

■イタリア・ピエモンテ州の水田地帯(2024年3月)

3月は2月に続いて、イタリアの水田地帯の様子を紹介する。今月は2014年5月上旬にピエモンテ州ノヴァーラ周辺の用水路および水田地帯を訪問した様子の紹介である。ちょうど田植えの時期の訪問であったので、2月とは異なる様子を紹介できると思う。

農地基盤情報研究領域 地域防災グループ上級研究員 廣瀬裕一

(関連資料)

8)研究者の横顔

■吉田 武郎(よしだ たけお)

今回ご紹介するのは、私の同期で流域管理グループの吉田武郎さんです。
アリゾナ留学帰りの吉田さんは私の自慢の同期でもあります。
4年に1度のワールドカップの時にしかラグビーブームがこない私にとっては、ラグビーを実際にプレイしているのは尊敬の限りです。親子共々、ケガに気をつけてプレイを楽しんでください。

(他己紹介) 亀山幸司

(自己紹介)

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