目次
1)トピックス
- ■(お知らせ)「農業農村整備のための実用新技術成果選集(2026年)」の刊行について
- ■小泉 健 元農村工学研究所長が令和8年春の叙勲において瑞宝小綬章を受章されました
- ■江波戸上級研究員がIUSS Commission 4.2 Vice Chairに就任
- ■営農型太陽光発電に関する学会セッションを開催いたします
- ■最新の研究成果を2026年度農業農村工学会大会講演会にて発表します
2)イベント情報
3)新技術の紹介
4)農工研ニュースより
5)技術研修室より
6)農村工学研究部門の動き
7)或る農業研究員の放浪記
8)研究者の横顔
1)トピックス
■(お知らせ)「農業農村整備のための実用新技術成果選集(2026年)」の刊行について
本冊子は、昨年度までにまとめられた普及成果や今後実用化が期待される研究成果について、テーマ別に1ページの概要版でご紹介するものです。令和7年度新規として、31件の研究成果を追加掲載しています。
ホームページには、冊子の全ページと個別ページの2種類を掲載しています。
更なる研究開発、社会実装に取り組んでまいりますので、幅広くご活用いただければ幸いです。
(関連URL)
■小泉 健 元農村工学研究所長が令和8年春の叙勲において瑞宝小綬章を受章されました
令和8年春の叙勲において、小泉 健 元農村工学研究所長が瑞宝小綬章を受章されました。
農林水産行政事務功労により今回の受章となったものであり、農林水産分野における長年の行政および研究開発の推進への貢献が評価されたものです。
なお、小泉健氏は平成16年7月から平成18年3月まで農林水産技術会議事務局研究開発企画官を務めた後、平成25年4月から平成28年3月まで農村工学研究所長及び農研機構理事を歴任されています。
研究推進部
■江波戸上級研究員がIUSS Commission 4.2 Vice Chairに就任
農地基盤研究領域 農地整備グループの江波戸宗大上級研究員が、国際土壌科学連合(IUSS)のCommission 4.2「Soils, Food Security and Human Health」のVice Chairに選出されました。任期は2027年1月1日から2030年12月31日までの4年間です。
IUSSは世界の土壌科学分野を代表する国際学術組織であり、Commission 4.2は土壌の健全性(Soil Health)や食料安全保障を主要テーマとして国際的な研究・普及活動を推進しています。
江波戸上級研究員は、土壌物理性の評価技術や圃場内変動の解析、土壌センシングやドローンを活用した農地評価技術の開発に取り組んでいます。これらの研究は、農地整備事業の効果評価、農地基盤の維持管理・機能向上、さらにはスマート農業の推進に資するものです。今回の就任により、農地基盤研究分野における我が国の研究成果を国際社会へ発信するとともに、持続可能な農業生産と土壌の健全性向上に向けた国際連携の強化が期待されます。
(関連URL)
■営農型太陽光発電に関する学会セッションを開催いたします
9月1日から3日に、北海道大学で、農業環境工学関連学会2026年合同大会が開催されます。
この大会のなかで、農工研の研究者が主体となり、オーガナイズドセッション「持続可能な営農型太陽光発電の実現に向けた研究動向」を開催します。
急速に注目を浴びている営農型太陽光発電ですが、残念ながら「発電に重きを置かれ、農業生産の面が軽視されている事例」が見られます。
日射量が低減する太陽光パネルの下での農業について、作物の生産性、経済性、持続性を担保する必要があります。
農工研では、農業生産と再生可能エネルギー利用の両立に向けた研究に取り組んでおり、本オーガナイズドセッションでは関連する最新の研究成果や課題について、全国の研究者が集まり議論を行います。
今後も、当該分野での農工研の研究活動へご注目いただければ幸いです。
※当オーガナイズドセッションに参加するためには、農業環境工学関連学会2026年合同大会への参加が必要です。
大会情報につきましては、下記ホームページをご参照ください。
資源利用研究領域 農業施設グループ研究員土屋 遼太
(関連URL)
■最新の研究成果を2026年度農業農村工学会大会講演会にて発表します
8月25日から28日まで2026年度(第75回)農業農村工学会大会講演会が大阪府大阪市の大阪公立大学森之宮キャンパスにて、現地およびオンラインで開催されます。今年度も、当研究部門の職員が発表する日時と会場を読者の皆様にお知らせいたします。
質問や感想を当日の会場やWeb上、または、農研機構問合せフォームを通じてお寄せ下さい。なお、大会講演会プログラムの詳細は2026年度(第75回)農業農村工学会大会講演会 大会専用ホームページをご覧下さい。
(関連資料)
- 農村工学研究部門発表者一覧
http://www.naro.go.jp/laboratory/nire/mail_magazine/files/193-01-01.pdf - 2026年度(第75回)農業農村工学会大会講演会 大会専用ホームページ
https://pub.confit.atlas.jp/ja/event/jsidre2026 - 農研機構問合せフォーム
https://prd.form.naro.go.jp/form/pub/naro01/research
2)イベント情報
■技術シンポジウム『農村における外来種対策の最前線』を9月15日(火)に開催します。
9月15日に農工研と農環研は連携して、農業農村工学会関東支部との共催で技術シンポジウム『農村における外来種対策の最前線』を開催します。
ご興味のあるかたは下記の申込フォームよりお申込みください。
- テーマ :
- 農村における外来種対策の最前線
- 趣旨 :
- 農業水利施設や農地において様々な外来種の侵入や拡散、それによる被害が問題となっている。本シンポジウムでは関東地方を中心とした実態を踏まえ、ナガエツルノゲイトウ、カワヒバリガイ、アメリカザリガニ等を対象に、検知・監視や防除技術の最新知見を共有し、実践的な外来種対策への理解を深める。本報告の一部はBRIDGE(研究開発とSociety5.0との橋渡しプログラム)の助成を受けて実施した研究の成果です。
- 内容 :
- 13:30-13:35開会挨拶
13:35-13:45趣旨説明
13:45-14:05ナガエツルノゲイトウの生育環境と霞ヶ浦での分布拡大
14:05-14:20ナガエツルノゲイトウの監視・駆除の取組
14:20-14:35ナガエツルノゲイトウの駆除データの活用と評価指標
14:35-14:55ドローン・航空写真・人工衛星によるナガエツルノゲイトウの監視技術
14:55-15:10農業水利施設における貝類の簡易調査技術
15:10-15:30農業水利施設における外来貝類の被害対策
15:30-15:45農村地域におけるアメリカザリガニの防除手法
15:45-15:55全体質疑
15:55-16:00総評・閉会挨拶 - 会場 :
- オンライン開催
- 参加費 :
- 無料
- 参加申込 :
- Webフォームによるオンライン申込み
https://forms.cloud.microsoft/r/FYEjHbasdw - 申込締切 :
- 9月14日(月曜日)12時00分
- 主催 :
- 農業農村工学会関東支部
- 共催 :
- (国研)農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門
(国研)農業・食品産業技術総合研究機構 農業環境研究部門 - 後援 :
- (一社)農業土木事業協会
- 事務局 :
- 農研機構農村工学研究部門内
農業農村工学会関東支部2026年度技術研修シンポジウム事務局
■実用新技術講習会開催のお知らせ(予報)
2026年11月5日(木)に「令和8年度実用新技術講習会及び技術相談会」を東京大学弥生講堂(一条ホール)にて開催します。
詳細については8月下旬公開予定の実用新技術講習会のイベントページか、第195号(2026年8月号)の農工研メルマガをご参照ください。
技術移転部 移転推進室
(関連URL)
■『農研機構オープンデー2026』を9月12日(土)に開催します
私たちの生活~社会を支える「食と農」。
農研機構は豊かな「食と農」 を守り、さらなる発展を目指して日々研究をしています。
今日は皆さんを、そんな農研機構のつくば地区にご招待!
農研機構の研究活動のリアルを感じてみませんか?
本年度は主に農研機構「食と農の科学館」にてオープンデーを行います。
農村工学研究部門も参加します。
詳細につきましては農研機構オープンデー2026特別サイトをご覧ください。
- 日時 :
- 9月12日(土曜日)10時00分 - 16時00分
- 入場料 :
- 無料
※ただし、一部の企画では事前登録が必要です。
7月27日に座談会「研究者ってどんな仕事 ?~「研究者の1日」から見える、農研機構で働くリアル ~」の参加者募集を開始しました。
(関連URL)
3)新技術の紹介
■知的財産情報(88)「板厚推定装置、板厚推定方法及びプログラム」が登録されました
国立大学法人 新潟大学、国立大学法人東京農工大学、農研機構、日鉄建材株式会社、日鉄エンジニアリング株式会社が出願した以下の発明が、登録されました。
興味のある方は、独立行政法人INPITが運営する「特許情報プラットフォーム(J-Plat Pat)」からご覧ください。
- 【特許番号】特許第7874835号
- 【登録日】令和8年6月9日(2026.6.9)
- 【発明の名称】板厚推定装置、板厚推定方法及びプログラム
研究推進部 研究推進室渉外チーム 主査伊藤 もも
(関連URL)
4)農工研ニュースより
■農工研ニュース第144号を掲載しました
144号は、筧技術移転部長の巻頭言をはじめ、3件の研究成果を掲載しました。
また、トピックスでは、堀 俊和研究推進部長が「日本農業研究所賞」を受賞した様子や、技術シンポジウム『農村における外来種対策の最前線』の告知を行っています。
ぜひご覧ください。
研究推進部 研究推進室 渉外チーム
(関連URL)
5)技術研修室より
■農村工学技術研修の開催
6月15日から7月3日にかけて対面研修で2件の研修を行いました。
今回はこの2件の研修の様子をお届けします。
技術移転部 技術研修室
(関連資料)
6)農村工学研究部門の動き
■令和8年度 第1回 技術交流会議の開催
7月2日(木)午後、農村工学研究部門において、恒例の農林水産省農村振興局の情報分析官6名との情報交換のための「第1回 技術交流会議」を対面/Webハイブリッド形式で開催しました。国際農林水産業研究センター(JIRCAS)から農村開発領域長にご参加頂きました。この会議は平成23年度より基本的に毎年2回開催しており、今回は令和8年度の第1回の会議になります。
技術移転部 移転推進室教授木村 吉寿
(関連資料)
7)或る農業研究員の放浪記
■第13 話 昭和百年、谷田部・観音台の先史5 ―小野川用水の散歩道1―
昭和100 年。前回(第12 話)は昭和初期につくば市の旧谷田部町域に建設された小野川用水の功績について記しました。今回は、ほとんどその痕跡をとどめていない小野川用水の建設の頃にタイムスリップしてみましょう。小野川用水の上流域にあたる桜川(土浦市下高津)から花室川(つくば市下広岡)までを時間旅行者となって散歩したいと思います。
さすらいの研究員
(関連資料)
8)研究者の横顔
■田中 良和(たなか よしかず)
今回の「研究者の横顔」は、地中構造物グループの田中良和さんです。
田中さんの存在は、長い廊下のかなたにチラッとシルエットが横切るだけでわかります。
そう、彼の風貌はインパクトファクターに例えると軽く10を超える尖った存在なのです。
そのようなチャレンジ精神あふれる尖った姿勢は、研究においても変わりません。いつも解決すべき課題に対して、新しい手法を持ち込んで格闘しています。ただし、そんな彼に竹刀を持たせてはいけません。彼は武道場における格闘にも強いのです。
(他己紹介) 久保田 富次郎
(自己紹介)
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【編集発行】
〒305-8609 茨城県つくば市観音台2-1-6
国立研究開発法人 農業・食品産業技術総合研究機構 農村工学研究部門
研究推進部 研究推進室 渉外チーム
