研究活動報告

「良食味多収水稲品種を活用した再生二期作技術に係る講演会及び現地検討会」を開催しました

情報公開日:2025年11月 7日 (金曜日)

開催日時

2025年10月14日 (火曜日) 13時15分 ~ 16時45分

開催場所

アクトシティ浜松コングレスセンター31会議室 および 浜松市内生産者ほ場

参加者数

講演会 157名
現地検討会 93名

開催概要

良食味多収水稲品種「にじのきらめき」等の再生二期作技術は、生産物当たりの生産コストを削減し得ると期待され、令和6年から関東以西の温暖な地域で普及が始まっています。農研機構中日本農業研究センターでは、各地域の条件に応じた当該技術の改良に向け、各地域の生産者ほ場における生育・収量データの取得・解析を行っています。 今回、当該技術の改良・普及の状況等について情報提供を行うため、静岡市浜松市内において講演会・現地検討会を開催したところ、新潟県から沖縄県に至る幅広い地域から参加がありました。
講演会では、中野主席研究員から「良食味多収水稲品種を活用した再生二期作技術の開発・普及」と題した説明を行った後、生産者である宮本氏から「浜松市における水稲品種「にじのきらめき」を活用した再生二期作への挑戦」と題した説明を行い、参加者からの質疑に応じました。
現地検討会では、二期作目の再生状況を確認しながら、1回目の収穫を8/25に行い収量は約600kg/10aであったこと、2回目の収穫を11月中下旬に行う予定であることなど説明を行い、参加者からの質疑に応じました。

当日の様子

中農研所長の挨拶
中野主席研究員の講演
講演会の様子
ほ場説明会の様子