受賞日
2025年3月28日
賞の名称
日本作物学会論文賞
受賞課題名
逆転ロータリを活用した一工程浅耕播種による北部九州における気象リスク下でのダイズの減収抑制効果
受賞者
- 松尾直樹(暖地水田輪作研究領域スマート水田輪作グループ)
- 大段秀記(暖地水田輪作研究領域)
- 高橋仁康(暖地水田輪作研究領域スマート水田輪作グループ)
- 深見公一郎(暖地水田輪作研究領域スマート水田輪作グループ) ほか
研究の概要
重点普及成果であるディスク式高速一工程播種法により、湿害が発生した2019~2021年において、湿害回避効果により生産者慣行栽培と比較して、3年平均で5割以上増収することを現地試験で明らかにした。また、生産者慣行栽培と比較して、播種速度を高速化し、作業時間が短縮できることも併せて報告した。
その他
本成果のコア技術であるディスク式高速一工程播種法については、本播種法を実施するのに必要なアタッチメント機材が農機メーカーから2024年10月より全国販売され、大規模生産者を中心に普及が進んでいる。
