研究活動報告

令和6年度 ゲノム編集技術により得られたシンク容量、ソース能及び糖・澱粉代謝を改変したイネ系統群の栽培実験について

情報公開日:2024年5月14日 (火曜日)

農研機構では、ゲノム編集技術によりシンク容量、ソース能及び糖・澱粉代謝を改変したイネ系統群(以下、本ゲノム編集イネ系統群)に関して、令和6年度の野外栽培実験を令和6年5月より開始いたします。

本ゲノム編集イネ系統群は、葉の光合成能力・養分吸収能力(ソース能)に関わる遺伝子、種子数や種子サイズなど(シンク容量)に関わる遺伝子などをゲノム編集技術によって改変したイネです。将来的にCO2吸収・固定能力がきわめて高いイネの開発を目指しています。
今年度は本ゲノム編集イネ系統群について、農研機構内のほ場にて下記のように野外栽培実験を行う予定です。
なお、本ゲノム編集イネ系統群は、文部科学省が定めた「研究段階におけるゲノム編集技術の利用により得られた生物の使用等に係る留意事項について(通知)」に基づき情報提供を行い、令和6年5月13日 に受理されたものです。
届出の内容については、下記の文部科学省のウェブページからご覧いただけます。

○栽培実験の概要

栽培予定時期: 令和6年5月中旬~令和6年11月中旬
栽培場所: 農研機構観音台第1事業場高機能隔離圃場(茨城県つくば市観音台3-1-1)
注: 本ゲノム編集イネ系統群は、カルタヘナ法*で規制される遺伝子組換え生物等には該当しませんが、栽培実験は予め届けられた栽培ほ場で行います。
*カルタヘナ法: 遺伝子組換え生物等の使用等の規制による生物の多様性の確保に関する法律

シンク容量、ソース能及び糖・澱粉代謝改変イネ系統群の栽培実験計画書(別紙)

(参考) 文部科学省公表先(当案件に係るゲノム編集技術の利用により得られた生物の使用等に係る実験計画報告書は近日公表予定)
URL:https://www.lifescience.mext.go.jp/bioethics/anzen.html

問い合わせ先など
栽培実験実施者: 農研機構 生物機能利用研究部門 所長立石剣
問い合わせ先: 農研機構 企画戦略本部 新技術対策課
電話番号 029-838-7138
URL:https://www.naro.go.jp/inquiry/index.html