研究活動報告

園芸学会 奨励賞を受賞

情報公開日:2026年4月16日 (木曜日)

東北農業研究センターの職員が以下のとおり受賞しましたので、お知らせいたします。

受賞者

奥 聡史 (園芸畑作研究領域 野菜育種グループ)

賞の名称

令和8年園芸学会奨励賞

受賞年月日

2026(令和8)年3月21日

概要

受賞題目

タマネギ新産地形成のための遺伝的解析による品質・栽培特性向上に関する研究

内容

園芸学会奨励賞は、園芸学の研究分野で、特に将来性が期待される若手研究者や新しい研究成果に対して授与されます。
受賞者は、我が国における重要な野菜であるタマネギを対象に、機能性成分の品質向上や、新たなタマネギ産地として期待される東北地域に適した春まき栽培技術の高度化に関する研究を通じて、顕著な成果をあげてきました。具体的には、東北地域で春まき栽培したタマネギのりん茎形質を解析し、タマネギの産地化や普及に向けた特性を明らかにしました。また、タマネギが蓄積するフルクタンやケルセチンに着目し、フルクタンについては世界で初めて分解酵素遺伝子を発見するとともに、ケルセチンについては遺伝解析により高含有個体を選抜可能なDNAマーカーを開発しました。これらの研究成果は、園芸学における品質向上技術の深化に資するものであるとともに、気候や土壌の制約を受けやすい東北地域の園芸農業の持続的発展にも寄与し、今後の園芸学の発展に大きく貢献するものとして高く評価されました。

受賞式の様子
受賞者