研究活動報告

第44回日本土壌肥料学会奨励賞を受賞

情報公開日:2026年9月28日 (月曜日)

農研機構東北農業研究センターの職員が以下のとおり受賞しましたので、お知らせいたします。

受賞者

髙本 慧 (スマート水田輪作研究領域 有機水田輪作グループ)

賞の名称

第44回日本土壌肥料学会奨励賞

受賞年月日

2026(令和8)年5月23日
授賞式 : 2026(令和8)年9月9日

概要

受賞題目

石灰を中心とした水田転換畑ダイズの施肥技術に関する研究

内容

国産ダイズの需要増加に対応するため、ダイズの増収技術の開発が求められています。受賞者は、土壌化学性に着目して、ダイズの施肥技術の開発に取り組んできました。本研究では、16道県を対象とした広域調査により、交換性カルシウムと交換性マグネシウムがダイズ収量に関係することを明らかにしました。さらに、複数年の圃場試験を通じて、石灰施用による交換性カルシウムの増加がダイズの減収を軽減する可能性を示しました。また、一般に収量向上への寄与が期待される堆肥施用が必ずしも増収につながらないことや、カリウム・マグネシウムなどの元素もダイズ収量に関与する可能性を示しました。
これらの成果は、ダイズの施肥研究と増収技術の開発に資するとともに、今後の土壌肥料学の発展に大きく貢献するものとして高く評価されました。

受賞者の様子
賞状の写真