事例 :

カキのわい性台木に利用できる品種「豊楽台(ほうらくだい)」の標準作業手順書を公開開発段階 : 実証・実用

農研機構と島根県は、共同で育成したカキのわい性台木品種「豊楽台」の特徴と利用方法をまとめた標準作業手順書を公開しました。「豊楽台」台木に接ぎ木した「富有」樹は、一般的な台木に接ぎ木した樹と比べて樹高が低く、樹の大きさも半分程度になり、単位容積当たりの収量が向上するため生産性も高まります。また、高所での作業も減ることからカキの省力栽培、労災軽減に貢献します。「豊楽台」の接ぎ木苗は、2025年秋から販売される予定です。本作業手順書の活用により、高生産性で省力栽培でき、労災軽減にも繋がる技術としてカキわい性台木の普及が期待されます。