ポイント
- 大豆畑における帰化アサガオ類防除技術のマニュアルをHPで公開しました。
概要
- 農研機構 中央農業総合研究センターは、東北以南の大豆畑で問題となっている帰化アサガオ類の防除技術を開発し、技術マニュアルとして公開しました。
- 帰化アサガオ類は熱帯産の帰化雑草で、つる性、発生期間が長いことなどから大豆畑に侵入すると防除が難しく、たちまち増殖し、大豆に絡みついて収穫量の激減や品質の低下を招くなど甚大な被害をもたらします。
- マニュアルでは、効果的な防除ツールの特徴とそれらを組み合わせた防除体系事例を詳しく紹介しています。
- この技術の現場への普及を図るため、効果的な防除ツールの特徴とそれらを組み合わせた防除体系事例を詳しく解説したマニュアルを中央農業総合研究センター「生態的雑草管理プロジェクトポータルサイト」で公開しました。
【入手方法】
マニュアルはPDF形式で、HPからダウンロードして利用できます。
http://www.naro.affrc.go.jp/publicity_report/publication/pamphlet/tech-pamph/046256.html - 印刷した冊子は、農林水産省の各地方農政局、都道府県を通じて、地域の普及担当部署に配布します。
本成果は、農林水産省委託プロジェクト「気候変動に対応した循環型食料生産等の確立のための技術開発」(平成22~26年度)により実施したものです。
帰化アサガオ類(左:マルバルコウ、右:アメリカアサガオ)